続 ポポちゃん王国

18歳と17歳で共に虹の橋に旅立ったコザクラインコの 初代「ポポ」と
ボタンインコの「ぷく」夫妻が創ったラブバードの王国。

世代交代しながら、今も楽しく暮らすラブバ達の日常物語です。

(画像はクリックすると大きくなります。)

クリプトスポリジウム

コザクラ特有の感染症…

8月初めての更新となってしまいました。[E:coldsweats01] 毎日暑い日が続いておりますが、お元気ですか?

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コザクラインコのフー太が横浜の病院に通い始めてから、早いもので10か月が過ぎようとしています。(フー太の病気について、詳しくは2007年11月のブログを読んでね。)この時は、まだ、あくまでも寄生虫の疑い有り…だったのですが、やはりとうとう出てしまったのです。フー太のウ○チから寄生虫のオーシストが…[E:sad][E:sad]

この寄生虫というのは、クリプトスポリジウムと言って胞子虫類のコクシジウム類に属する原虫だそうで、腸管粘膜の細胞の寄生するそうな…クリプトスポリジウム自体は、もちろんそれ程珍しい寄生虫でもなく、コザクラの例で言うならば、胃腸に寄生しているので、こいつのオーシストを含んだウ○チや吐出物に触れることで、他の動物や、人にも感染します。しかし、空気感染はしないので、例えば、Mitsukoママがフー太から感染するとしたら、毎日フー太と舌を絡ませた激しいディープキスをするか、フー太が愛情込めて吐き戻してくれる粟だのヒエだのを、朝ごはん代わりにありがたく頂くなどしない限り、私や、他の鳥達に感染することはありません。ちなみに、人に感染した場合は、激しい下痢と腹痛が数日から数週間続きますが、自然治癒するそうです。

このクリプトスポリジウムのオーシストの最も厄介な特徴として、

 ・通常の検便では、このオーシストを見つけることが出来ない。

 ・たとえ感染していても、必ず便にオーシストが出るとは限らない。

 ・塩素系、アルコール系と一般のあらゆる消毒薬が全く効かない。

 ・このオーシストは、数週間から数か月もの間、感染力を保持し生き続ける。

だが、熱には弱く70度以上で死滅するので熱湯消毒が最も効果的だそうです。

そこで…ちょっと待てよ…上記に書いた通りのことを毎日していたのコがいますね。そうです。フー太の愛妻、ボタンインコのばぶちゃん…2007年11月のブログにも詳しく書きましたけど、最初、フー太は、別の病院で7か月もの間、原因が分からず、毎日ゲロゲロと吐きまくっていました。その時、フー太と同居していたボタンのばぶは、彼が気持ちが悪くて出してしまう吐出物を、単に吐き戻しプレゼントと思って、喜んで食べていました。それも数か月もの間、毎日ですから…普通に考えればボタンのばぶにも感染しますね。

ところが、先日ばぶちゃんの検査結果が出たのですが、陰性ばぶちゃんには感染していませんでした

実は、これがもうひとつ、クリプトスポリジウムの特異な性質なんです。fd51ffb3.jpg

そもそも、横浜小鳥の病院では、数年前から、コザクラインコの吐出が止まらない…と言って駆け込む飼い主さんが異常に増えたそうです。どのコも5歳以上の成鳥のコザクラインコだったとのこと。ほどんとの場合、雛鳥の時に感染し、5歳以上になってから発症することが多いそうです。こいつに感染した場合の典型的症状は、激しい吐き気(首を振るようにして食べたものを吐き散らす。)まるで萎むように身体が痩せて行きます。重症になるとご飯を食べたそばから吐いてしまい、首の辺りを触っただけでも吐いてしまうそうです。5歳以上のコザクラが、突然!吐き、体重が減ってくるようならば、まず9割がた、この寄生虫が原因とのことです。もちろん、我が家の八重桜インコのくり坊のように、肝機能障害でも吐き気のあるコはいます。その場合、血液検査にてはっきり肝機能障害ということが分かります。フー太のように血液検査では、特に内臓疾患が見当たらない…というようなことがあった場合には、やはりこの寄生虫を疑った方が良いのかもしれません。

インコのクリプトスポリジウムの感染については、まだまだ不明な部分が多いそうなのですが、先日E沢先生が「ボタンインコには感染しない。という結論が出つつあります。」とおっしゃっておりました。ただ八重桜インコに関しては、症例が少なく、まだ結論が出ないとのことでした。ちなみに横浜小鳥の病院では、今までコザクラインコ以外の鳥が感染したという症例は一度も無いそうです。つまり、現状では、コザクラ特有の感染症とも言えるとのことでした。そしてもうひとつ、コンパニオンバードのクリプトスポリジウム感染症についての研究は、欧米諸国の医療機関でも、まだまだなされておらず、E沢先生曰く「世界初」だそうです。

また、フー太が急患で駆け込んだ10か月前には、この寄生虫の検査は、横浜の病院経由で大学病院に検便を依頼していたので、結果が出るまで数日を要したのですが、現在は、横浜小鳥の病院内で検査が可能になりました。その為、その日に検査結果が分かります。そして、本症の治療は対症療法が基本で、駆除方法は無い。と言われています。ですが、つい最近、人が感染した際に有効と言われる「抗クリプト薬」の処方がコザクラにも有効で、使用が可能になったのです。(横浜では、4月・5月の時期に、あまりにもこの感染症のコザクラが多く、抗クリプト薬が足りなくなってしまったんです。)この抗生剤が100%有効なのかどうかの結論は、まだまだ時間がかかると思います。しかし、先日14日間抗クリプト薬の投与が終了したフー太の吐き気は、今のところ、ずーっと止まっています。さてさて、駆虫が成功したかどうかの結論は次回、横浜に行った時に分かります。でも明らかに効いてきているようには感じますけどね。私は、意欲的に取り組んで下さる横浜の先生方に感謝と期待でいっぱいです。4f48ee60.jpg

 

 

僕達にはうつらないらしいよ。

 

 

 

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あなたもコザクラだから気をつけてね…

爺さんにゃうつらないさっ!(ウソ)

シロでしたー。(^_^)v

師走に入りました。街中はクリスマスイルミネーションで美しく飾られていますねー。会社の近くの日テレのイルミネーションも、去年はイマイチ華やかさに欠けていましたが、今年はとても美しいです。近々、日テレ-汐留の森ホワイトクリスマスイルミネーションをUPしますねー。(^_^)

 

Img_0637昨日(土曜日)にフー太の再診に行ってきましたよ。心配していた、例の寄生虫は「シロ」!出なかったようでした。「パチパチ!!!」。本当は結構心配だったのです。もし、寄生虫が原因の胃腸炎だったら、当然フー太の奥さんの「ばぶちゃん」も感染しているだろうし、フー太の子供のヤエ達も…末っ子のここちゃんはkayokoさん宅に里子に行ったわけだし…どうしよう…なんて、とても心配したのですが、とにかく!フー太に寄生虫はいなかった!(^_^)v そして、フー 太は、とても元気になりました。E沢先生から「まだ安静は必要ですが、みんなと遊ばせても良いですよー。」とお許しが出ましたよ。感染症の可能性もあったため、はっきりするまで、フー太は病室で隔離状態だったのです。でも本当に良かった! 早くばぶちゃんと暮らせるようになるといいね~。フーちゃん。 

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ずーっと一人暮らしのばぶちゃんは、夜、眠る時間になっても、自分のケージになかなか帰ろうとしません…やっぱり、夜は寂しいのでしょうねー。こんな所で眠る準備をしています…。もう少しの辛抱だからね… 

 

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フーちゃん!早く良くなってねん。

あたし達も応援してるわよー。

(きっこ&クッポ)

  

 

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やっぱり、夫婦は、いつでも・どこでも一緒にいないと寂しいよね…

フー太もばぶちゃんも頑張れ!

愛しのフー太**Part2**

10月27日土曜日、東京は暴風雨でした。フー太を入れたキャリーにホカロンを2箇所貼り付け、ひざ掛け用のフリースに包み完全防備で横浜に向かいました。寒い寒い日でした…。既にフー太の体重は40gを切ってしまい、抱っこすると胸の骨が飛び出ています…私は、2000年にフー太が王国に来てからの病歴と言っても、中耳炎ぐらいですけどね。をE沢先生に報告する為、細かくノートに書きとめて持って行きました。こんな時、私のつたない文章で綴ったホームページや日記を公開していて本当に良かった思いましたよ。病院に通院していた時期などは、正確に伝えられましたからね。

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柏BHで9月28日に2度目の頚静脈からの採血をしているので、これ以上の採血はしばらくの間無理。E沢先生は「あちらで、レントゲン検査はしましたか?」と聞きました。レントゲン検査は一度もしていない旨伝えると「良かった、では、すぐにレントゲン検査をしましょう。」とおっしゃいました。X線も頻繁には当てられないので、BHでレントゲン撮影をしていなかったことが幸いしたのです。

レントゲン結果は、先生もびっくりする程、フー太の2つの胃は大きく腫れていました。診察台の上で身体の冷えとお腹の痛み(?)で両羽を小刻みに震わせているフー太を見ながら、E沢先生は「これは辛かったでしょう…恐らくお腹が痛いのでしょうね…もう、体力の限界に来ていますよ」と…更に続けて「肝臓は、レントゲンで見る限り問題なさそうだなぁ」とも言っていました。そして、驚いたことに、あんなに胃が腫れ吐き気もあるのに、フー太のソノウにはシードが沢山入っていたのです。レントゲンにツブツブのシードがしっかり映っていました。彼は、去年子育てを経験し命を繋げるには、苦しくとも、とにかく食べなければと解っているのでしょう。キャリーに入っても、電車に揺られていても、一生懸命ご飯をほうばっていたのです。 E沢先生は、とにかく絶対安静で、今日から新しいお薬を飲ませてあげて下さい。と…

病気の詳しいことに関しては長くなるのでかなり興味深いお話が聞けました、次の機会にするとして、一昨日の11月17日(土)にワタクシは、フー太の3日分のウン○を持って横浜に行きました。現在、横浜で意欲的に研究に取り組んでいるという、コザクラ(ラブバ)の吐き気の原因のひとつに、ある寄生虫の存在があるとのことです。名前を聞いたのですが覚えられませんでした。長い名前でした。それは、普通の顕微鏡では、なかなか発見できず、大学の研究室に検便を依頼しなければ分からないとのことでした。その為、フー太のウ○チをどっさり持って行きましたよ。フー太の吐き気がその寄生虫によるものなのかどうかは、まだ全く分かっていませんが、鳥医療の発展の為にも、フー太のウ○チで役に立つならと、日夜、ウン○取りに勤しんだMitsukoママでした。次回行った時に判明するのかな?胃ガンと言われるよりは良いですけどね…

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現在、フー太は吐き気も無くなり、とっても元気になってきました。まだまだ病室にいなければなりませんが、幸い、お薬もしっかり飲んでくれるし、食欲もあるので、日に日に元気になっている様子です。ただ、まだ検査中なので、楽観はしていませんけどね。

右の写真は、フー太が倒れて以来ずーっと独り寝のばぶちゃん

愛しのフー太**Part 1**

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フー太は、今のところ小康状態を保っている様子です。ご飯はかなり食べています。でも…体重が増えない…現在43g。病名を言うならば重症の「胃腸障害」。原因が何によるものなのか、例えばウィルス性の胃腸障害なのか、それとも腫瘍…癌性のものなのか、何れにせよ現在検査中。

そもそも、いったい何が起こったのかというと…その前に…これを書くこと、かなり悩みました。2週間本当に悩みました…他の王国のコ達もたくさんお世話になったし、今でも感謝の気持ちは忘れていません…悪く言うつもりはないのです…ただ…このような思いをした人が、実は、私だけではないらしいと聞き書く決心をしました。良い・悪い、んなこたぁどうでも良い。ただ事実のみ綴る。

10月20日(土)は、柏BHの再診日でした。血液検査の結果があまり良くなく、この日、新しいお薬に変え、3週間分頂いて帰って来ました。柏BHへ通院し始めてから、かれこれ7ヶ月、その間、2度の頚静脈からの採血・検査を行った…結果的には、柏BHでは肝機能障害及び代謝の減退によるものとしての治療・投薬がずーっと続いていた。そして10月25日(木)夜、フー太は急変した…激しく吐き続けるのだ。急いで病室を作り、保温。幸いフー太は一生懸命ご飯を食べてくれた。ただ、食べても吐く…全て吐出してしまうなら食欲があるから大丈夫!などと楽観的に考えられない。体重42g、昨日まで47~48gもあったのに…つまり、木曜日の朝から何も身体が受け付けない状態になっていたのだろう…

10月26日金曜日、会社は急に休めない…後ろ髪を引かれる思いで出勤し、朝、柏のBHに電話を入れた…まずは、絶対断られると思ってはいたが、一応聞いてみた。「明日の土曜日に緊急で診て貰えますか?」と…すると、予想通り「明日(土曜日)は既に25羽の予約が入っているので、緊急でもちょっと無理です。」と…そして「本来ならば、今日!連れてくるべきでしょ!今日が無理なら、絶対安静を保って来週の月曜日に連れてきて下さい」とも言われた…確かに!おっしゃる通りです。私も何とか仕事の目途を付け早退を考えていたし、金曜日は予約制じゃないから、とにかく行こう!と心に決めてはいたのです。そして、何とか会社を出られる目途が付き、これから帰宅してフー太を連れ、東京から柏に向かうと…逆算するとどうしても柏BHの受付時間締切りの17時半を過ぎてしまう…その旨を伝えようと、もう一度電話を入れた。以下BHと私の電話のやり取りです。

私「受付時間が5:30PMまでなのは十分分かっているのですが、今から逆算すると、どうしても受付時間が過ぎてしまうのですが…」

柏BH「医院長に確認したのですが、ご心配な気持ちはよく分かります。が、一応、受付時間の17時半というのは、ここにいらっしゃる皆様に厳守して頂いておりますので、やはり、過ぎてしまうようでしたら、今日の診療は無理です。」

私は耳を疑った…こういう時、つまり予想外の返事が返ってきた時って、本当に何も言葉が出てこなくなるね…、だって、フー太は10月20日に再診して、その時新しいお薬に変え、その5日後に急変したのだ!しかも7ヶ月もあなたの病院に通院して、あなたに診てもらっていたのだ!わたし的には「何時頃に着きますか?」と聞かれると思っていた…まさか「5時半過ぎるなら診ない!」という返事が返ってくるとは思っていなかった。

この時の気持ちを正直に書くと、悔しいとか、憎いとかいうより「大切なフー太が見捨てられた…」という気持ちでいっぱいになり、苦しんでいるフー太が可哀相で、可哀相でたまらなくなりました。会社の電話口で涙が止まらなくなり、急いでトイレに駆け込み、気持ちを落ち着かせ、そのまま携帯で横浜小鳥の病院に電話をしました。正直に、柏BHで7ヶ月間治療・投薬をしていたこと、5日前に薬を変え、昨日急変したが、柏のBHでは、緊急対応を断られてしまい来週の月曜日しか診てもらえないこと、全て正直に説明しました。横浜のスタッフの方は、丁寧に丁寧に対応して下さり、土曜日に急患で予約を入れて下さいました。27日にフー太を診たE沢先生は「お腹が痛いのでしょうね…既に体力の限界にきていますよ…」と…      

**** to be continued.....

フー太…

フー太が大変なことになった…本当に…もう少しで☆様になるところでした…事情は、とても言いにくい…ただ、決して事故や怪我などではないのです。通常の平均体重50gの彼は、金曜日の夜、わずか38gしかありませんでした。今言えることは、フー太は、横浜小鳥の病院のE沢先生のお陰で助かりました。あと1日遅かったら…小さな小さな彼の身体は、耐え切れなかったと思います。このブログを以前から読んで下さっている方は、不思議に感じるかもしれませんね。そうです。フー太は今年の3月末からずーっと7ヶ月もの間、柏のBHに通院していました…今、これ以上のことは書く気になれません…ただ、ただフー太に謝りたい…辛い思いをさせてしまって本当にごめんね…君がまた笑顔を見せてくれたこと、Mitsukoママは心の底から「ありがとう」って言っているよ…(涙…)c9089f90.jpg

 

 

自宅病室で療養するフー太

(2007年10月29日撮影)

 

 

 

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暖かくして、新しいお薬を飲んで安静にしているから、僕、少し元気になったよ。体重も43gまで上がったし。だから、Mitsukoママそんなに泣かないでね…

早く元気になって、またばぶちゃんと一緒に暮らそうね。(from Mitsukoママ)

(2007年10月29日撮影)

 

 

もう少し落ち着いたら、ブログに載せられる範囲で(?)詳しく書きますね…土曜日の夕方、台風で暴風雨の中、泣きながらフー太を抱えて横浜まで行って本当に良かった…そして、快くフー太の診察を受け入れて下さった、横浜小鳥の病院のE沢先生を初め、スタッフの皆様に深く感謝申し上げます。

 

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早く良くなって、また遊ぼうね。

Mitsukoママが留守の時は、僕たちが見守っているから、安心して養生しなさい。  (from ポポ&ぷく)

 

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