10月27日土曜日、東京は暴風雨でした。フー太を入れたキャリーにホカロンを2箇所貼り付け、ひざ掛け用のフリースに包み完全防備で横浜に向かいました。寒い寒い日でした…。既にフー太の体重は40gを切ってしまい、抱っこすると胸の骨が飛び出ています…私は、2000年にフー太が王国に来てからの病歴(と言っても、中耳炎ぐらいですけどね。)をE沢先生に報告する為、細かくノートに書きとめて持って行きました。こんな時、私のつたない文章で綴ったホームページや日記を公開していて本当に良かった思いましたよ。病院に通院していた時期などは、正確に伝えられましたからね。
柏BHで9月28日に2度目の頚静脈からの採血をしているので、これ以上の採血はしばらくの間無理。E沢先生は「あちらで、レントゲン検査はしましたか?」と聞きました。レントゲン検査は一度もしていない旨伝えると「良かった、では、すぐにレントゲン検査をしましょう。」とおっしゃいました。(X線も頻繁には当てられないので、BHでレントゲン撮影をしていなかったことが幸いしたのです。)
レントゲン結果は、先生もびっくりする程、フー太の2つの胃は大きく腫れていました。診察台の上で身体の冷えとお腹の痛み(?)で両羽を小刻みに震わせているフー太を見ながら、E沢先生は「これは辛かったでしょう…恐らくお腹が痛いのでしょうね…もう、体力の限界に来ていますよ」と…更に続けて「肝臓は、レントゲンで見る限り問題なさそうだなぁ」とも言っていました。そして、驚いたことに、あんなに胃が腫れ吐き気もあるのに、フー太のソノウにはシードが沢山入っていたのです。(レントゲンにツブツブのシードがしっかり映っていました。)彼は、去年子育てを経験し命を繋げるには、苦しくとも、とにかく食べなければと解っているのでしょう。キャリーに入っても、電車に揺られていても、一生懸命ご飯をほうばっていたのです。 E沢先生は、とにかく絶対安静で、今日から新しいお薬を飲ませてあげて下さい。と…
病気の詳しいことに関しては長くなるので(かなり興味深いお話が聞けました)、次の機会にするとして、一昨日の11月17日(土)にワタクシは、フー太の3日分のウン○を持って横浜に行きました。現在、横浜で意欲的に研究に取り組んでいるという、コザクラ(ラブバ)の吐き気の原因のひとつに、ある寄生虫の存在があるとのことです。(名前を聞いたのですが覚えられませんでした。長い名前でした。)それは、普通の顕微鏡では、なかなか発見できず、大学の研究室に検便を依頼しなければ分からないとのことでした。その為、フー太のウ○チをどっさり持って行きましたよ。フー太の吐き気がその寄生虫によるものなのかどうかは、まだ全く分かっていませんが、鳥医療の発展の為にも、フー太のウ○チで役に立つならと、日夜、ウン○取りに勤しんだMitsukoママでした。次回行った時に判明するのかな?胃ガンと言われるよりは良いですけどね…
現在、フー太は吐き気も無くなり、とっても元気になってきました。まだまだ病室にいなければなりませんが、幸い、お薬もしっかり飲んでくれるし、食欲もあるので、日に日に元気になっている様子です。ただ、まだ検査中なので、楽観はしていませんけどね。
右の写真は、フー太が倒れて以来ずーっと独り寝のばぶちゃん