前に旧日記にも書きましたが、左目白内障のぷくちゃんは、最近白内障の白い部分が小さくなって、なんとなく直ってきたように感じていました。それで、先日、横浜の病院に行っ た時、E沢先生にそのことを聞いてみたら、先生曰く「時々、白い部分が消えてゆく仔がいますが、それは白内障が治っているわけではなく、単に瞳の中の白い膜(?)の色が抜けてきただけで、目が見えてきているわけではないようですよ。」とおっしゃっていました。ただその時は、ぷくちゃんを連れて再診を受けたわけではないので、一般論をおっしゃっていただけなのですが…
なんだぁ~…直ってきたわけじゃないのか・・・と思いながらも、ぷくちゃんがケージの外で遊んでいる姿を見ていると、どうも直っているように感じてしまうのです。ここ数ヶ月、ポポ&ぷくが外で遊んでいても、白内障になり始めた時のように着地に失敗することも無く、特に何の問題もなく過ごしてきたので、大きな危険も起きそうもな
いし、あまり気にしていませんでした。
ところが、昨日、やってしまいました。ぷくちゃんは、いつもの遊び場から自分のケージに帰ろうと飛び立った時、何かに驚いたのか、飛びながら一瞬パニックになってしまったようで、そのままドアにぶつかってしまったのです。 そして、羽を広げたまま下に落ち、そのまま動かなくなりました。びっくりして大急ぎでぷくちゃんを抱きかかえると、目は開いているのですが、全身の力が抜けています。足はグーにして動きません…私は「ぷくちゃん!ぷくちゃん!しっかりして!!!」と声をかけるしか出来ません…ポポもびっくりして私の肩に止まり、ぷくちゃんの顔をなでているのですが、反応が全くありません。このまま……私の頭を嫌な思いがよぎります…
13歳のおばあちゃんインコのぷくちゃん…こんな時、私がいつまでも抱いていたとて体温を奪うだけ…急ぎフカフカのシートを敷いたキャリーを用意し、保温…ぷくは目を開けたまま瞬きすらしない…
どぉーーしよー!!!ぷぅーーくぅーー!!!と声をかけ様子を見るしか出来ない飼い主…ただひとつ!いつぞやに見たE沢先生のサイトに書かれていたこと…
↓の「怪我をした時の鳥の状態とその変化」の3番http://www2u.biglobe.ne.jp/~avian/accident1.htm ここを読み返し、とにかく暖めて安静にして、ぷくちゃんの生命力に掛けよう!と思いそっと見守りました…
そして、1時間が経過…やっと!グーのままだった足がもとの形に戻り、瞬きもしています。そして、2・3歩キャリーの中を歩き、止まり木に止まろうとしていました。「ヤッター!その調子!頑張れ!」…私は粟穂を用意し、大好きなシードも撒きました。すると、粟穂をポリポリと食べだしたのです。そっとぷくちゃんを抱いてみると、ナント!足に力が入っています。何とか戻ってきてくれた!良かったーーーー!!! このままキャリーで一夜を過ごさせるより、やっぱりポポの側の方が休まると思い、ポポのいるケージに戻してみました。ポポも事情が分かっているようで、そっとぷくちゃんを見守ってくれます。上の写真はその時の様子です。そして、一夜明け、今朝はすっかり元のぷくちゃんに戻っていました。とりあえず、一安心、体重も54gといつもと変わりませんでした。とにかく、びっくりしたよー。本気で泣いちゃったじゃないかぁ~…
さて、ポポ&ぷくの写真ばかりなので、久しぶりにぐみ&りんご!
チビッコ旦那のりんごも立派な大人になりすっかり仲良し夫婦になりましたよ。元気いっぱいのふたりです。
ぐみもりんごも健康で何よりです。(^^)